相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
株で負ける人の特徴
このページでは株で負ける人の特徴を挙げていきます。
このページでは凡人を対象にしています。
株で負ける人の特徴は
凡人なのにも関わらず不利な状況でトレードしているということ。
凡人はまず株式投資で不利な項目を知っておくことです。
まずは株の勉強をする前の知識です。
少しでも株取引で有利に取引できるように知識武装して下さい。
なぜギャンブルは負けるのか?についてです。
例えばJRAの競馬を例に解説します。
1000円分馬券を購入します。
その中から250円をJRAが運営経費として差し引きます。
残りは750円です。
その750円が配当金の資金になります。
よって、1000円分馬券を買った瞬間に配当金の資金は750円に目減りしています。
だから、ギャンブルはトータルで考えると期待値がマイナスになるのでほとんどの人が負けてしまうわけです。
同じようにパチンコ&パチスロで多くの人が負け続けるのもまったく同じ理屈です。
→ 期待値
株式投資
それでは、株式投資ではどうでしょうか?
株式投資でも投資家にとって不利なことがあります。
- カラ売り
- 信用取引の買い
- デイトレード
- スイングトレード
なぜ上記の事が投資家にとって不利なのかを以下でご紹介します。
エントリー
儲かっているトレーダーでも株価がどこまで上がるかなんて正確には予想できません。
つまり、負けているトレーダーでも勝っているトレーダーも条件は同じなのです。
では、どこで差が出ているのかというとエントリー部分です。
どこまで上がるのかはわからないのでトレーダーには、どこでエントリーするのかの選択肢しか与えられていません。
つまり、株で負けている人の特徴はエントリーが下手くそという事になります。
どこでエントリーしたら利益が損小利大になるのかを徹底的に勉強しなければなりません。
相場職人
信用取引
次に、信用取引のカラ売りと信用の買いです。
貸借銘柄を空売りすると貸し株の金利、つまり経費が発生します。
金利にすると1.5%ですが、100万円投資して金利が1.5%なので1.5万円
つまり空売りするだけで元金が98.5万円に減ることを意味します。
1000円で空売りし1000円で買い戻したとして、トレード的に収支はプラスマイナスゼロでイーブンなのですが、金利が証券会社に取られるので残金は98.5万円に減っています。
これは株でトータルで勝つには不利な取引と言えます。
また、信用取引の買いはさらに金利が高いです。2.5%以上も取られます。
相場職人
短期取引トレード
当ブログでよく言っている事なんですが短期トレード(デイトレ・スイングトレード)は不利だということです。
よく株はゼロサムゲームだと言われますがそれは100%間違ってます!
特に月間に何百回以上トレードするとその分の売買取引手数料がかかるのでゼロサムではなく完全なマイナスサムゲームなのです。
それがトレードコストになるわけですが、実際のトレードでその経費分を超えるお金を稼がないとプラスになりません。
手数料ゼロでもデイトレ&スイングトレードで黒字化するのは難しいのに、さらに経費分もあわせて稼がないといけないとなると投資家にとってかなり不利になります。
実力があってセンスのあるトレーダーはこの経費分を超えて稼いでいるわけですが、凡人トレーダーはなかなかできません。
この事をいうとそれは相場に対する勉強&努力が足りないという風に言われます。
そこであなたに質問です
相場職人
普通の人はほとんど合格できないと思います。
デイトレ・スイングトレードで稼ぐのもそれとまったく同じで、デイトレ・スイングトレードで生活費を稼いでいる人は東大レベルで、現在活躍中のBNFさんやテスタさんは天才肌のトレーダーだという事を言いたいわけで、真似したくても真似できないのです。
取引手数料を抑えるためには売買取引回数を抑えるしかありません。
取引回数を抑えるには短期トレードから中長期投資にシフトチェンジするしかありません。
将来の成長力にかけるグロース株投資や割安と言われるバリュー株投資は、一般的にはバイ&ホールドが多いので取引手数料が激減します。
株式投資はゼロサムゲームと言われますが、グロース株投資やバリュー株投資はゼロサムゲームではなくプラスサムゲームだと思ってます。
その理由は企業の業績が改善すれば株価は長い目で見ると上がるからです。
私は株式投資歴25年ですが、今までに業績が上がり続けているのに株価は下がり続けている・・・なんて銘柄に出会ったことがありません。
株価=予想EPS×予想PER
株価は長い目で見れば上記の方程式にあてはまると言えます。
→ 予想EPS
テクニカル指標オタク
トレード指標の解析に命を懸けて取り組んでいる投資家も負け組が多い印象があります。
さまざまなテクニカル指標がありますが、100%勝てるような絶対的な指標なんてものはありません。
個人的には補助的に使うのをおすすめしていますが、株で負けている人は何か正解があるのではないか?と指標系にハマってしまう投資家も多いです。
逆に多くの指標に手を出しても判断材料が多くて迷うだけなので、指標を参考にしたいなら少数に絞ることをおすすめします。
相場職人
私が参考にしている指標は
この3つだけで利益をあげています。
トレード回数が多い
株で負けている人の特徴はやたらトレード取引回数が多い印象ですね。
私の場合は、期待値が高そうと思われるポイントまでかなり粘ってトレードしているつもりなのでトレード回数は少なめです。
つまり得意なパターンを持っており、買いのチャンスが来るまで辛抱強く待っています。
しかし、株で負けている人は、見た感じ上がりそうとか買う根拠がないポイントと言うか、期待値が低そうなポイントで多く売買している感じがしますね。
つまり、自分の得意なパターンを持っていないイメージです。
株で負ける人の特徴 まとめ
- 信用取引を多用している
- デイトレーダー
- スイングトレーダー
- テクニカル指標の信者達
- トレード回数が多すぎる
相場職人