株 EPS
株式投資に関するさまざまな指標がありますが、
売上高、経常利益、PER、PBR、EPS、ROE、ROA、
その中でも私が一番重要視しているのが・・・
それでは私がなぜEPSを重要視しているのかをご紹介します。
そもそも株価は理論的には「株価=EPS x PER」で決まります。
長期的にみると上記の式の数値にほぼ収斂していきます。
つまり、株価は何の理論的根拠もなく上げ続けないし、下げ続けることも無いということです。
つまり、株価の上昇トレンドか、下降トレンドには必ずその理由があります。
なぜ上昇トレンドなのか?
これはチャートなどをみてテクニカル分析するだけでは分からないでしょう。
チャート分析は有効ですが結果的に「だまし」となって損する場合も多いです。
つまり、チャート分析だけでは足らないというか勝ちにくいという事を意味します。
そこで、どうすればチャート分析の精度をアップできるのかを熟考してみた。
そもそも株価は将来の会社の業績を先取りして変動するもので、マーケットが現時点で予想している将来の収益力、つまり「予想」の変化が株価を動かします。
では、株価はどのように決定するのか。それはとてもシンプルです。
この数式はとてもシンプルですが強力です!
仮にPERを一定とすると、株価を動かすのはEPSの動きであるという単純な「原理」を教えてくれます。
日々のランダムとも思える細かい上げ下げは需給の揺れや多くの雑音により頻繁に起こるため株価の予測するのは難しいです。
例えば、予想EPSが100円→105円に改善しているならばその会社の株価は上昇トレンドを描く可能性が高く、予想EPSが100円→90円に悪化しているならその会社の株価は下降トレンドを描く可能性が高いです。
これが株価の基本的な最重要理論である。
この原理を頭の中に入れてからチャート分析をして「売り」なのか「買い」なのかを判断するとチャートの「だまし」を抑えることができます。
1Q、2Q、3Q、4Qの決算発表予定日には
予想EPSはどうなったかを必ずチェックです!
それでもだましはゼロにはできませんが・・・。
- EPSが改善しているなら買い戦略
- EPSが悪化しているなら売り戦略
これらを基本としてチャート分析するということですね。
株初心者は
EPSが悪化しているのにただ株価が安くなったから買い!としている投資家が多いということですね。
そんな事ばかりを繰り返していると損をし続ける可能性が高いということです。