トレンドライン 引き方
相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3000万円
このページでは
株式投資でチャートに引くトレンドラインの引き方をご紹介します!
私のトレンドラインに引き方の答えは
トレンドラインはテクニカル分析の基本と言われていますが、
上昇トレンドの場合は
基本的にはトレンドの起点から切り上げた安値を結びます。
ただ、斜めのトレンドラインは機能しにくいので、現在は引いてないというのが答えになります。
というのも昔は斜めのトレンドラインを引きまくっていたのですが、
1本で済む場合はまだ良いのですが、何本も引かないといけないチャートもあります。
1本だけなら全投資家が注目しますが、
2本なら50%の投資家が注目
3本なら33%の投資家が注目と
トレンドラインが増えれば増えるほど注目する投資家が減っていきます。
自分勝手にトレンドラインを引いても投資家が意識していないと何の意味もありません。
そうなってくると、どのトレンドラインをみなが注目しているのかわかりにくくなるというのが引かなくなった理由です。
また、トレンドラインのみで判断しての売買はリスクが高いと感じてます。
その理由はトレンドラインの角度がちょっとでもずれるとエントリーポイントも大幅にずれるからです。
トレンドライン いらない
最終的にトレンドラインはいらないと判断するようになり、今では抵抗線(レジスタンライン)と支持線(サポートライン)しか引かなくなりました。
それも日足チャートではなく週足チャートでレジスタンラインとサポートラインを引きます。
抵抗線と支持線の場合は1本で済む場合が多くのでどのトレーダーも注目せざるを得ないポイントになるからです。
ただ、この場合もだいたいこの辺りにサポートラインがあるなといった程度で良いと思います。
昔は厳格にサポートラインを2ティック下回ったから損切りみたいな売買ルールを作っていたのですが、あまり上手くいかなかったですね。
このように水平線とトレンドラインを比較すると、トレンドラインの信頼性はどうしても低くなります。
下ヒゲは含むか否かについて
これも投資家によって判断が変わってくるところです。
私は、終値ベースでトレンドラインを引いてましたが、
下ヒゲで引くのか終値でひくのかなんてのはどうでも良いことだと思ってます。
トレンドラインを引く意味を考えると上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかをざっくりとイメージできればそれでOKだと思っているからです。
というのはどのサイトでも書かれているような
トレンドラインの引き方です。
トレンドライン 意味ない
斜めのトレンドラインは使わないようになったもひとつの理由を理由を解説します。
特に斜めのトレンドラインは意味がない。
株価分析の統計の世界では株価が何%上がった、下がったで計算する世界です。
つまり変化率で計算します。
よって、価格データに斜めの線を引いても何の意味もありません。
株価が1000円時の100円の値動きは変化率10%、株価が2000円時の100円の値動きは変化率5%
株価の変化率を比較すると1000円の時の方が2倍になります。
よって斜めの線を引いても実際の変化率が違うのでうねうねと曲がったトレンドラインを引かないといけないわけです。
よって、斜めのトレンドラインを引く意味が薄くなるという事で、私は斜めのトレンドラインを引く事をやめました。
実際やめてみた感じですが、今まではごちゃまぜになっていたチャートがスッキリとして以前より迷いが少なくなっていい感じです。
株の支持線(サポートライン)の引き方