相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
スイングトレード 手法
スイングトレードは短期間で1トレードが完了するトレードのことを言います。
(2日~1週間程度)
株式投資の中でも難易度の高いと言われているのが、デイトレードとスイングトレードです。
業績よりも需給で株価がランダムに動くので予想が難しく、スイングトレードで勝てない人が圧倒的で利益を出せるのはトップトレーダーのみです。
もちろん、デイトレ、スイングトレードは短期間で資金が増える可能性が高い手法ですが、ほとんどの人は儲からないのでやめていくのが実情です。
よって、利益を出すことに注力したい人はスイングトレードよりも中長期投資をおすすめします。
サイト管理人もスイングトレードでは勝てませんでしたが、長期投資にシフトチェンジしたら徐々に勝てるようになりました。
スイングトレードで重要なのは、相場状況を見る力と売買タイミングです。
また、スイングトレードはトレンドフォロー型、つまり順張りで行うことが多い手法になりますが、トレンドが出ていない銘柄で仕掛けても結果的には騙しとなって損をすることが多いです。
まずは、基本的なチャートの形を覚えることが先決です。
スイングトレーダーが一番好きな手法はブレイクアウトと言われるモノです。
よってブレイクアウト手法に向いたチャートの形を勉強することですね。
ブレイクアウトは、前日の高値を超えたら買いというのが基本型になります。
ただ、上向きのトレンドが出ていないと騙しとなる可能性が高いです。
また、相場の7割はトレンドが出ていないレンジ相場なので、レンジ相場でブレイクアウト手法を繰り返すと騙しの連続となるので使えない手法になります。
そこで、レンジ相場からトレンド相場への移り変わり時をブレイクアウト手法で狙いたいわけですが、これを予想するのか無茶苦茶難しいわけです。
リスクリワードレシオ
勝率/損益比率 | 0.5 | 1 | 1.5 | 2.0 |
33% | -50% | -33% | -17% | ±0 |
40% | -40% | -20% | ±0 | +20% |
50% | -25% | ±0 | +25% | +50% |
66% | ±0 | +33% | +66% | +100% |
スイングトレードで仕掛けて良い売買タイミングはリスクリワードが上図でいう緑のゾーンのプラスの時のみです。
自分のトレード勝率が40%ならばリスクリワードは1対2以上でないと期待値がプラスにならないという意味です。
スイングトレーダーの成功者はこのリスクリワードの高いポイントを見抜く能力がずば抜けて高いと考えられます。
リスクリワード1対2
トレーダーの勝率にも左右されますが、基本的に損切り1に対して儲かった時の利益が2以上はないと理論的にトータルで損が増えていく計算になります。
期待値の高いポイントのみで勝負しているのでトータルで儲かっているわけです。
逆にいうと儲かっていない人はリスクリワードを全く考えないでトレードしてるか、リスクリワードが1対2以下のタイミングで仕掛けていると考えられます。
期待値の低いポイントばかりで売買しているとトータルで損が増えていくのは当たり前です。
私も実際にチャートパターンを覚えてスイングトレードを繰り返していた時代は期待値の高いポイントをいうのは意識していなかったですね。
スイングトレード コツ
例えば チャート本を見ると
フラッグ型のパターンの場合は上値抵抗線をブレイクしたら買いと書かれています。
しかし、実践で試してみると損することが多く、よほど強い上昇トレンドが出ている相場状況でないとダメという事がわかりました。
よって、フラッグ型パターンチャートで買いで参戦する場合は
上値抵抗線をブレイクしたら買い!ではなく、下値サポート線周辺で買い
ブレイクしてある程度利益が出たら売り!とすると利益がのるようになりました。
損切りする場合もサポート線が近いのでやりやすいわけです。
つまり、チャート本はあくまでも教科書な存在でうろ覚えではなく、自分の頭で考える事の方が重要だったりします。