株式投資の含み益と含み損

相場職人

自己紹介です。
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円

含み益と含み損

株で負けている投資家の特徴の続きとして

含み益 含み損についての思考が間違っている点を解説します!

株式投資で1銘柄に全額集中投資!という方は少ないと思います。

普通は複数銘柄を保有する場合がほとんどで、私も日本株と米国株を合わせると20銘柄以上に分散投資しています。

そこで、銘柄によって含み益が出ている銘柄、含み損を抱える銘柄に分かれるのが普通です。

例えばA株、B株の2銘柄保有していて

2銘柄保有の場合
A株で+20万円の含み益状態
B株で-30万円の含み損状態

このような状態になったとします。

一般的な下手なトレーダーのやり口は、含み益がでているA株を売却し、B株は株価が戻ってくるまで保有方針

このような戦略を取っている投資家がとても多いです。

また、利益が出ているA株を売却し、

そのA株の売却資金で含み損状態のB株をさらにナンピン買い増しする投資家もいます。

相場職人

この手は最悪です

そもそもの考え方が間違っています。

株式投資で利益を伸ばす基本的な考え方は

予想が当たって伸びている銘柄は、できるだけ伸ばし、

予想が外れて下がっている銘柄はできるだけ早く止血する

損小利大、これが基本的な考え方です。

つまり、上記の例だと

2銘柄保有の場合
● A株で+20万円の含み益状態
● B株で-30万円の含み損状態

A株はできるだけ長期保有方針でB株はすぐに損切り。

相場職人

これが正解になります

でも、株式投資はそんなに単純ではありません。

上記の例は

あくまでもトレンドフォロータイプのトレーダー、つまり順張りタイプのトレーダーに関しての戦略にあてはまる考え方です。

逆張りの場合の含み損

私の場合は、順張りトレードだけではなく逆張りトレードの両方をやります。

逆張り派トレーダーの場合は

株価が下げている途中でも意識的にかつ計画的に買い下がっていく手法を好みます。

よって、仕掛けている途中は含み損が増えていくのが当たり前の状態になります。

ということで、

上記の含み益が出ている銘柄はできるだけ残して伸ばす!

含み損の銘柄はすぐに切るという考えは、逆張り戦略をメインとするトレーダーにはまったく通用しない考え方になります。

含み益と含み損 まとめ

以上まとめると、株式投資で利益を伸ばすコツには

順張りタイプのトレーダーは利が乗っている銘柄はできるだけ残し、含み損が出ている銘柄にについてはすぐに損切りする。

ただし、逆張りトレーダーは例外です。

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