相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
ダブルボトムとは
ダブルボトム(Wボトム)とは相場の底値を表現しているチャートパターンで、底値が二つ並ぶチャートの「W」の形状をしており、2つめの底を二番底と呼んでいます。
ダブルボトム エントリー
どの株式投資本にも、ネックラインを超えたら買いエントリーと書かれていますね。
ローソク足は週足よりも日足チャートを重視しているトレーダーが多い印象です。
私の見解としては中長期で大きな値上がり幅を狙う場合はネックライン上抜けで買いエントリーで構わないと思います。
ただ、私の場合はダブルボトムで買いを入れる場合は、私は少しエントリーポイントが違います。
ひとつめの谷の下値を目処に二番底を狙って逆張り手法で買いエントリーします。
その理由は仮にダブルボトム形成が失敗して株価がサポートラインをあっさりと底抜けした時に損切りラインが近いから・・・です。
ネックラインを上抜けを確認してから買いエントリーすると損切りラインがダブルボトムの底値の下あたりになるので、損切りラインまでの距離がかなり遠くなり、損切りの場合の損が大きくなります。 → ダブルボトム エントリー
相場職人
※ 逆張りで買った方が株の期待値が高いです。
詳しくは別ページで解説しています。 → 株 期待値
ダブルボトムでの底値で購入した場合の特徴としては
株価の上げが重いということです。
価格帯別出来高で特に出来高が多い層がレジスタンスラインになりやすいからです。
株価があがるにはこのレジスタンスラインを超えていく必要があるのである程度の日柄が必要になっています。
よって、ダブルボトムでの買いを検討している人は短期よりも中長期投資向けの手法と言えます。
ダブルボトムからトリプルボトム
ただ、このダブルボトムの場合は、ネックラインを上抜けると上昇トレンドへの起点とも考えられますし、W底値を簡単に底抜けすると、さらに下げ続ける可能性もあります。
あと、残っている可能性はトリプルボトム&レンジ相場の形成です。
トリプルボトム、さらにそれ以上になるとレンジ相場へ突入する可能性が高くなります。
レンジ相場の値幅を狙うトレードの場合で値幅が少ない場合は、仮に取れたとしても実入りが少ないので手を出さないという考えもあります
ダブルボトム だまし
私が株式投資初心者の頃は、チャートだけを見るチャーチストでした。
ひたすらチャートを見続けてチャートパターンだけで売り買いの判断をしていたために、結果的にだましとなるケースも多かったです。
それで、すこしでもだましを減らそうと取り入れたのが会社の業績チェックです。
デイトレや、短期スイングトレードなら株価は需給で動くので業績無視でも良いと思います。
ただ、中長期で考えるとダブルボトムのだましを減らすためには会社の業績も合わせてチェックした方がダブルボトムの信頼性があがります。
業績チェックをするようになると会社の業績が悪くて下げトレンド継続中なのにダブルボトムを形成中という理由だけで買っていたという事が判明しました。
やはり業績が悪い銘柄は、ダブルボトムのチャートパターンがみられてもだましの可能性が高いです。
せめて会社の業績が横ばいか、来季の業績予想が上向いているなどの好条件が欲しいところです。
相場職人
ダブルボトム 銘柄
また、私が管理している監視銘柄の中でダブルボトムを形成している銘柄について
ネックライン、サポートライン、値幅の3点についてご紹介していきます。
株のダブルトップ だましの見抜き方と銘柄紹介