相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
酒田新値とは
酒田五法の酒田新値とはひと言でいうと「ローソク足を使用したチャート分析と売買手法を融合させた投資理論」です。
酒田新値の数え方
酒田新値ではローソク足の陽線、あるいは陰線だけの新値をカウントしていきます。
相場職人
新値の限界
私の新値の数え方は有名な酒田新値とは少し違っていてアレンジしています。
酒田新値では陽線だけ、陰線だけをカウントしていきますが、私は陽線、陰線に関係なしに1本とカウントしています。
なぜ、陽線、陰線を分けずにカウントしているのかというとただ数えるのが楽だからという単純な理由です。
ただ、我流の新値本数に関する過去のデータを自分で調べて統計データにしてストックしているのでそれでいいかという感じで納得しています。
酒田新値と比べると新値の本数が若干増える感じですね。
相場職人
通常の小波動の場合は、新値10本前後で株価の伸びが止まったり、反転したりします。
もちろん、いつも10本ではなく、最高では15~16本あたりまで伸びることもありますが、15本までいくといったん株価の伸びが収まることがほとんどです。
さらに相場のモメンタムが強いと少しのレンジを形成してから、さらに新値10本分上昇することもあります。
上げ相場での新値の数え方
陽線引け、陰線引けに関わらず、高値を更新するごとに1本とカウントする
反転の起点は0として、高値を更新したら新値1本目とカウントする
下げ相場での新値の数え方
下げ相場では安値を更新するごとに1本とカウントする
常にトレンド方向にバイアスをかける。
特にトレンド発生中は上下10本の対称ではなく、トレンドの方向へより強く動きやすいので、その強さに応じて目処となる数値を調整する。
通常時は標準では新値10本程度で良いが、強い上げ相場の時は上方新値13~15本程度、強い下げ相場の時は下方新値13~15本が目安。
また、強いモメンタムだと新値13~15本でいったん軽い押し目をつけた後にもう一度そのトレンドの方向へさらに新値10本前後動くこともあるので、新値だけを根拠に空売りはしない方が良い。
酒田新値の使い方
では具体的な酒田新値の使い方についてです。
仮に買いのポジションを持っている時に、いい具合に株価は上がってきている
あとどれくらいの伸びしろが残っているのか?
相場職人
現状相場認識1
- 上昇トレンド中で相場感は強め
- 現在、上方新値8本目
こんな相場状況だとあと新値3~4本分くらいはいけるかも知れない・・・。
こんな感じで株価の伸びしろをイメージするわけです。
現状相場認識2
仮に買いのポジションを保有中で株価も上昇中。
- 上昇トレンド中で相場感は強め
- 現在、上方新値15本目
こんな相場状況だともう伸びしろは確率的に低い。
相場職人
こんな感じで酒田新値を利用してやるわけです。
酒田五法 一覧表 チャートパターン