信用倍率
相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3000万円
私が株を買う時の必須条件は以下の4つです。
- 週足チャート
- 日足チャート
- 業績のチェック(主に予想EPS)
- 信用倍率の変化
上記4項目の買いの条件がすべて揃うと買いサイン点灯となります。
まずは信用倍率の基本的な理解からです。
相場職人
株式投資本の解説によると、「信用取り組みでは信用倍率が大切だ」と紹介されていますが、実戦トレーダーの経験によれば倍率の数字よりも信用買い残の変化の方を重視した方が良い結果を生む傾向にあります。
仮に信用倍率が10倍以上だったとしても相場のモメンタムが強いと結構の割合で株価は上がったりします。
買いを検討している時、信用買い残の推移が減少しているとよりグッドです!
この現象はさまざまなチャートを見まくっていると自然に気付きました。
信用倍率の調べ方
信用倍率の調べ方についてですが、私の場合はヤフーファイナンスの信用残時系列データを参考にしています。(毎週月曜日に買残データが更新)
各証券会社でも信用残時系列データを用意してくれてます。
信用倍率 変化率
信用倍率(信用買い残、信用売り残)のトレンドの変化はよくみてチェックしています。
信用倍率 減少
今まで信用買い残がどんどん増えていたのに、それが徐々に減り始めていると株価は軽くなってあげやすくなる傾向があります。
信用倍率 増加
逆に、株価が下がっている時に信用買い残がどんどん増えてくる場合と株価はさらに下げやすくなります。
こういう時に買いで狙っている人は、たいてい買いのタイミングが少々早かったりします。
このような現象はさまざまな銘柄で見られますが、その最大の理由は信用買いの重みが取れていくので株価が軽くなるからです。
このように買い狙いの場合
株価が下落中に信用買い残が増えている銘柄については買い候補から一旦除外するのがベターです。
どうしても買いたい場合は信用買い残が減少し始めるまで待ってみることをおすすめします。
何の悪材料も出てないのに株価の下げが続く場合は、もしかすると信用買いの売りが原因かも知れないという事です。