株式投資で勝てない人の理由

相場職人

自己紹介です。
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円

株 勝てない理由

株式投資歴25年の私が株で勝てない時期を振り返ってみてわかったこと。

株式投資は上位約10%が勝てるゲームで、勝ち組に入るには偏差値で63以上をずっと取り続けないといけないゲームになります。

私の場合勝てない苦しい時期が約5年弱ほど続きました。(25~30歳)

今から初心者の頃を思い出すと、まあそれでは勝てないわなと思えるような事ばかりやってましたね。

株で勝てない人向けの私なりの考えをご紹介しますので参考にして下さい。

株 勝てない人

まずは、時間軸です。

「スキャルピング」「デイトレ」「スイング」「中期投資」「長期投資」

みんなやってました。

これって凡人ではほぼ上手くいかないと思うのですよね。

今でこそ大リーガーでエンゼルス所属の大谷選手がピッチャーとバッターの二刀流で大活躍していますが、あんなのレア中のレアケース。

ピッチャーもやりながら、バッターも、ついでにキャッチャーも、外野手も、内野手もこなしている一流のマルチプレイヤーはいません。

ダルビッシュはピッチャーが専門でバッターは専門外なわけです。

トレードの世界もまったく同じだと思うのです。

デイトレでいくならデイトレ専門、スイングならスイングトレード専門、長期投資なら長期投資専門にしてひとつの分野を深く極めていくという考えでその分野のプロフェッショナルにならないと勝てないと思います。

それなのに、株式投資を始めた頃は実力もないくせにいきなりマルチプレイヤーを目指していましたね。

それが大きな敗因、株で勝てない理由でした。

中には才能&センスのずば抜けて高い人はそれでも成功できるかもしれませんが、凡人にはほぼ無理です。

それでは、私が株式相場で徐々に勝てるようになった過程をご紹介していきます。

投資の時間軸

一番はじめに投資の時間軸を中長期投資1本に絞りました。

つまり、スキャルピング&デイトレ&スイングトレードを全部やめたということです。

テクニカル指標をリストラ

その次は多くのテクニカル指標を捨てました

始めは、RSI、RCI、移動平均線ボリンジャーバンド、ダウ理論、エリオット派動、フィボナッチ、一目均衡表、MACD、あらゆるテクニカル指標を勉強して研究しましたし、複数のテクニカル指標をあれこれ組み合わせたりして活用していた時期もありました。

その結果はというと、はまる時もあれば、全然当たらない時もある。

この結果から、

相場職人

テクニカル指標には正解がない

と思うようになりました。

注意
RSIやRCI、ボリンジャーバンドの存在を全否定しているわけではなく、ひとつの指標を徹底的に深堀して研究するというのはありだと思います。

そこで、できるだけもっとシンプルに相場を見たいということでテクニカル指標も徹底的に絞ることにしました。

インディケーターは絞った方が良いし、売買手法もあれこれやらずに絞った方が良い。

いろいろ試行錯誤しましたが、最終的に私が選んだテクニカル指標は

テクニカル指標
  • 週足レベルのサポ―トライン&レジスタンスライン
  • 信用倍率
  • 価格帯別出来高
  • 騰落レシオ

たった4つに絞りました。

これらを採用した理由はこちらです。

サポートライン

日足チャートのサポートラインより週足チャートのサポートラインの方が信頼性が高い

信用倍率

信用倍率の買い残が減った方が株価は軽くなる傾向がある

価格別出来高

価格帯別出来高は、どの辺がレジスタンスラインになりそうかを見るのに便利

騰落レシオ

騰落レシオは相場全体が熱狂か悲観になっているかどうかの投資家の心理状態を見る。

いろいろなテクニカル指標を見てエントリーしている時よりも上記の4つに絞った時の方が不思議と売買成績が上がってくるようになったわけです。

テクニカル指標を削除した理由
特にRSIや、RCI、移動平均線は数値が変更できる点が嫌でしたね。

移動平均線も、50DMA、60DMA、75DMAなどいくらでも変更できる点が逆に嫌でした。

いくらでも自分に都合が良いようにいじれますからね。

また、フィボナッチ、ダウ理論は一応頭では理解したつもりですが、あまりに解釈の自由度が高すぎて再現性が低く、売買する時に迷う理論だなと感じたので却下。

そして、ついに斜めのトレンドラインも引くのをやめました。

株価を統計学から考えると斜めに線を引いても意味が無いからです。

どんどん削除していくと・・・

今まではテクニカル指標でごちゃごちゃしていたチャート画面がローソク足だけの見やすいチャートになりました。

相場職人

今ではローソク足とサポ―トラインと価格帯別出来高のみ。

トレード数の削減

あとは、わからない相場には絶対に手を出さないという事を徹底しました。

これによって、ヒマになりました(笑)

わかる相場なんてしょっちゅうはないですからね。

例えば、レンジ相場の真ん中あたりで仕掛ける場合は

パチスロで例えると期待値が設定3くらいで、長い目で見たら勝率&期待値はそれほど高くない場所というのがわかります。

そういう相場は絶対に手を出さないでスルーする事ができるようになりました。

株の初心者の頃はレンジ相場でも将来的な上げ下げをわざわざ予想して売買していましたね。

売買ポイントを固める
株価がどこまで上がるかなんて誰にも予想できません。

つまり、我々投資家に残されているのはどこで買うのか?という選択肢だけです。

そこで私はどこで買ったら損が最小で済むのかという点を重視して売買ポイントを考えるようになりました。

今の売買ポイントは

エントリーポイント
  • レンジ相場からのレンジブレイクアウト
  • ダブルボトム(トリプルボトム)底値狙い(中期・長期)
  • できるだけ陰線の時に買う

昔は空売りも仕掛けていた時期もありましたが、それもやめました。

空売りで長期保有すると貸し株金利がついて投資家に圧倒的に不利だからです。

売買手法を固める

現在は、長期投資の時は分割売買手法とメインにしています。

例えばダブルボトム周辺を分割売買で買い玉を仕込み、株価が上がってきたら分割売買で売却していく。

後はひたすら同じトレードを繰り返していくのみ。

相場職人

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