相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
ゴールデンクロス
ゴールデンクロスとは
ゴールデンクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を下側から上抜けする事を言い、一般的には上昇トレンド入りのシグナル&サインと言われています。
その他にも短期移動平均線が中期移動平均線を下側から上抜けする事を「ミニゴールデンクロス」と呼んだりもします。
ただ、皆がゴールデンクロスの発生を利用して稼ごうと頑張っているようですが、そもそもゴールデンクロスの存在自体が意味がありません。
よって、移動平均線の日数をいじったり工夫したりする事自体が無駄な行為、時間の無駄なのです。
それでは、なぜゴールデンクロスが無意味なのかをご紹介します。
ゴールデンクロスの発生は移動平均線がベースになっています。
移動平均線がないとゴールデンクロスは説明できません。
ゴールデンクロスが使えない理由
株式投資の世界では情報の鮮度を重要視します。
例えば25日移動平均線を日足チャート上に表示させるには
25日前の株価から本日の株価を全部足して25で割ったものが25DMAになります。
ただ、株の世界では情報の鮮度が一番大事なのにも関わらず移動平均線を表示するために今日の株価と25日前の株価の価値を同等にして計算しています。
相場職人
詳しくは別のページで解説しています。
もし、仮に無理やり移動平均線に似たようなラインを作成するのであれば
- 本日の株価が100ポイント
- 昨日の株価は90ポイント
- 25日前の株価は5ポイント
このように株価の価値を変化させて作成しないと意味がないと思ってます。
もちろん、私は数学や統計学に詳しい人間でもないのでそんな芸当はできませんが、私の株価の価値に対する考えは間違っていないと思います。
もっとわかりやすいように極論を言うと、
これからソニーの株を買おうという人が
今から30年前のソニー株価なんて参考にしますか?
相場職人
それは30年前のソニーの株価に価値が少ないからです
以上移動平均線が無意味な理由を解説しましたが、
そんな何の価値もない移動平均線を利用した売買シグナルのひとつである「ゴールデンクロス」も意味ないなと直感で感じたのです。
相場職人
そういうわけで
私は楽天証券のマーケットスピードのチャート設定から移動平均線を削除しました。
株のデッドクロスは意味ない 使えない理由とは?