株の少額投資は意味ないのか？

少額投資 意味ない

まとまった投資資金が少ない場合、
株式投資を始めても意味がないのでしょうか？

意味がないとおっしゃる人が多く私も昔は意味がないと思ってました。

仮に100万円を運用して1年後に105万円になったとしても年間でたった5万円の利益ですし、それなら今の仕事を頑張るか副業にもっと精を出した方が儲かると思っていたからです。

でも今は考えが180度変わって少額投資でも充分意味あるなと思ってます。

もちろん少額投資だけで大儲け！！というのはなかなか難しい話ですが、100万円を105万円に増やせない人は、仮に投資金額が大きくなったとしても増やせないだろうなと思うのです。

実力不足の人がいきなり大金を投資する方が危険です！

また、少額投資なら仮に失敗したとしても最大リスクは少額に限定されます。

小額投資を始めると、株式投資の技術やノウハウ、基本知識を覚えられます。

チャートパターンや、短期トレード、長期投資、高配当株投資、うねり取りなど、自分に合っている投資手法はどれかなどなど。

スキー本でスキーの滑り方を机上で学んでも実際の雪山のゲレンデにいかない限り滑れないのと同じで、いくら株式投資関連本を読み漁っても、実際にお金を投資してトレード経験を積まないと絶対に上手くはなりません。

まったくお金を投資していないデモトレードと、10万円投資している状態では株価に対する肌感覚が全く違います。

また、貯金が500万円貯まってから株式投資していようと思っても、まずは50万円程度で試してみるべきです。

結局、少額投資は将来大きく増やすための売買の練習と言い換えることができます。

日本の証券会社でも1株単位で株が買えるシステムを用意している証券会社があります。

SBI証券、マネックス証券、LINE証券です。

ただ、指値注文は不可で成行注文しかできないという弱点もありますね。

少額投資 米国株

また、少額投資であれば日本株よりも米国株の方が投資しやすい環境が整っています。

日本の株式は100株単位の銘柄が多いのですが、個人投資家にも大人気の米国株は1株単位で購入できます。

私は楽天証券で米国株を購入していますが、日本株と違って1株からでも指値注文可能です。

仮にアメリカの携帯会社「AT＆T」であれば現在株価が1株28ドルなので約3000円で米国株が購入できます。

少額投資 デメリット

少額デメリットのデメリットは２つあると思ってます。

まずは少額投資だからと言って銘柄選択の時やチャートパターンを見る時の目が甘くなりがちな投資家さんが多いという事です。

あと、米国株での小額投資のデメリットは、投資資金に対して売買コストが割高になることです。証券会社によっては例えば「2.22ドル超〜4444.45ドル未満の場合の手数料＝約定代金の0.495％。4444.45ドル以上＝22ドル」といったように、手数料の上限が決められています。この場合、例えば１万ドルの取引なら手数料は22ドル、手数料率は0.22%ですが、1,000ドルの取引の場合は0.495%となります（4.95ドル）。

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