相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
うねり取りとは
自然に発生する株価の大きなうねりを利用して利益を上げる売買手法のことです。
主には固定銘柄で分割売買することが多いですね。
ただ、私があらゆる株式投資の投資手法をやってきた中でこのうねり取りの難度はかなり高い部類に入ると思いますので簡単ではありません。
これからの株価の動きをある程度予想してイメージできないとうねり取りはできないので、株の初心者向きではないような感じがします。
私も何度もチャレンジしてきましたが、いまだに大きなうねりは取れないでいます。
ただ、少しは上達したのか大きなうねりの中の小さなうねり程度はとれるようになりました。
うねり取りにおいてはうねり幅の約30%取れたら成功でしょう。
うねり取り手法
私は上記の4冊の本でうねり取り手法を学びました。
うねり取り手法は基本的に分割売買で玉を入れていきます。
私の場合は週足チャートをみてサポートラインが固そうな銘柄を探します。
次に日足チャートを見ながら株価がサポートラインへ向かって下げ続けている銘柄を探します。
下げ渋っているなというところでまず1回目の買いを入れます。
そして、株価がサポートラインに届いたら2回目の買いを入れます。
そしてサポートラインから株価が上手く反発すれば売りとなるのですが、その場合は一括売りでも構いませんし、売りに関しても2分割しても構いません。
できるだけ売りは粘りたいので2分割売りの方がおすすめですね。
株価がレジスタンスラインに届いたらとりあえず売りで構いません。
ただポイントは1回目の買いの直後に株価が上昇に転ずる場合があります。
その場合は2回目以降の買いは無しとなります。
うねり取りは機械的に買い玉を入れるのではなく、感覚的な部分がありますね。
底値の時に現れるダブルボトムや酒田五法の底値で現れる日足チャートを参考にしたりします。
また、うねり取り入門本などを見るとチャートのみで売買判断しているように書いてますが、私の場合は業績の推移は必ずチェックするようにしています。
やはり業績悪化が続いている銘柄に関してはサポートライン上での反発力が弱いです。
うねり取り 損切り
ただ、狙ったところで株価が反発しなかったら、その場合は損切りとなります。
その時に損切りしなかったらサポートラインを割ってさらに株価が下がる場合もあります。
そういう場合に追加の買いを入れるのは厳禁です。
逆張りが失敗した時の確定損は大きくなるので、予想したポイントで反発しなかったらすぐ損切りした方がトータルで見ると結果が良いです。
ただのナンピン買いになります。
うねり取り練習方法
まずは、少額から始めることです。
私の場合は
- 1買い、1買い、2売り
- 1買い、1買い、1売り、1売り
- 1買い、2買い、4売り
- 1買い、2買い、2売り、1売り
この2パターンが基本戦術になっています。
また、うねり取りには基本練習が必要です。
株式投資に練習?と思われた方もいらっしゃると思いますが、
うねり取りも練習次第で上手くなっていきます。
つまり、株の知識よりも売買技術の方が大切ということです。
練習というよりも研究と言った方が良いのかも知れません。
将棋が強くなるためにはやはり練習が必要です。
それなのに、株の世界で売買技術を得るために練習する人って少ないのです。
うねり取り 銘柄選び
当たり前だが倒産リスクの少ない銘柄を選ぶ。
業績がクロテンしそうな企業は狙い目(四季報オンラインで確認)
狙っている株価までじっくりとひたすら待つ
そういう意味では指値を入れてほったらかしでも良いかも知れません。
ツナギ売りによる建玉操作はトレーダーの好みに寄ります。
月足チャートレベルでの株価を参考にする
週足チャートでレジスタンスラインとサポートラインが明確な銘柄を選んでいく。
サポートライン付近で細かく買い下がり、レジスタンスラインでは売りあがっていく。
2021年9月現在
6472 NTNを200円台前半で狙っています。