損小利大
まずは買いの場合ならエントリーポイントから
少し下に損切り(ストップロス)の設定をします。
利食い目標のポイントはエントリーポイントよりも離れた位置になるので
損する回数は利食いの回数よりも多くなるのが一般的というか普通でしょう。
トレードの勝率は50%以下になりますね。
私の勝率は年度によって違いますが、30~40%くらいですね。
勝率が8割以上のスキャルピング手法とは正反対です。
損小利大 勝てない時期
昔は損小利大を意識してトレードしていたのにも関わらずトータルで勝てない日々が長く続きました。
- 購入後10%下がると損切り
- 20%上がれば利食い
このような売買ルールでトレードしていたのですが結果的に勝てなかったです。
利食い額よりも損切り額の方が多い場合を損切り貧乏と言ったりもしますが、私の場合まさに損切り貧乏でした。
律儀に売買譜をつけていたので、自分の売買を振り返ってみたら自分の売買ルールの致命的な欠点が見つかりました。
こ当時作った売買ルールのダメなところは、20%上がれば利食いするというポイントでした。
もちろん将来の株価なんて誰にも予想できるものではありませんが、自分の読みが見事に当たって株価が上昇した時は+20%程度で利食いするのではなく、
トレーリングストップロスを徐々に上げていくなど、できるだけ利益が伸びるように頑張るのが正解でした。
株価のモメンタム(勢い)があれば伸ばすし、勢いがなければ利食いする等。
- 購入後10%下がると損切り
- 利食いはできるだけ伸ばす!
つまり、利食いの上限ははじめから決めないでフリーにしておくという事です。
その結果、たまに株価が2倍以上になる等特大ホームランがでるようになったのです。
その特大ホームランの利益が細かい損切り分を補てんできるようになりました。
その時に・・・
相場職人
と実感したわけです。
勝つ時は大きく勝って平均利益率を高めることがトータルでプラスに繋がります。
損大利小 エントリーポイント
損小利大ではなく損大利小になって損が大きくなっている投資家の多くは
そもそもエントリーポイントが悪いという事がほとんどです。
特にデイトレやスイングトレードなどは短期売買になればなるほど株価は需給で動くので期待値の低いポイントで仕掛けてばかりだと、トータルで勝つことは難しいです。
損小利大と似たような「リスクリワード」という言葉があります。
1のリスクに対してどれくらいの利益が得られるのかという事なんですが、リスクリワード 1対1程度で、勝率50%では売買手数料分が損になります。
よって損小利大を本気で考えてトレードするなら
期待値のより高いエントリーポイントを探すしかありません。
これは自分と手法との相性もあるので自分の頭で考えるべきです。
個人的に好きな期待値の高いエントリーポイントをご紹介します。
チャートパターンは上昇フラッグのサポートライン付近で買うことです。
さまざまなチャートパターンがあるので下記のリンクで期待値の高いポイントを探すことをおすすめします
また、個人的にはチャートパターン分析に加えて企業業績も同時にチェックしています。
買い狙いの場合は、来期の予想EPSが改善しているかどうかに注目しています。
→ 予想eps
株式投資 期待値の高い売買ポイントは? 株式投資の含み益と含み損