デイトレード(日計り)
相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3000万円
株式投資の中でも最も難易度が高いのが、デイトレード(日計り)です。
デイトレ専業で生活している人をデイトレーダーと言ったりします。
しかし、多くのデイトレーダーが億り人という夢を持って「デイトレ」に挑戦するのですがほとんどの人が勝てないのが現実で、99%の人が諦めて退場していきます。
私も1年間ほど死にもの狂いで頑張りましたが、デイトレ収支がトントンまで持っていくのがやっとでした。
相場職人
難しい、難しいと言ってもおそらくピンと来ないと思うので、大学入試レベルで例えるならば、東大~京大レベルでしょうか。
株式投資家の中でも超優秀な人だけしか生き残れない残酷な世界、それがデイトレードです。
デイトレーダーで有名なBNFさんやテスタさんは超天才だという事を言っておきます。
相場職人
よって安易な気持ちでデイトレードは挑戦するものでは無い事を言っておきます。
はっきり言って、長い目でみるとデイトレよりも長期投資の方が稼げる確率が高いです。
デイトレード やり方
デイトレードでは株価はほとんど需給で動くのでファンダメンタル分析は不要です。
また、デイトレード、日計りだからと言って、スイングトレードなど、他の投資手法と全く違うことをやっているわけではありません。
チャートの読み方もローソク足が、日足が5分足に変わるだけです。
→ チャートの見方
- 前日高値のブレイクアウト買い
- 前日安値割れのカラ売り
- 急落からのリバウンド狙い
など、デイトレならでの板読み以外に特殊な技能はほとんどありません。
デイトレードは株価の値動きがある程度無いとトレードできませんので、大型株よりも値動きが大きい小型株の銘柄の方が良いです。
デイトレーダーの仕事時間
株価で最も値が動く時間帯があります。
それは、前場の9時~10時の時間帯です。
よって特に9:00~9:30の時間に多くのデイトレーダーが参戦します。
後場(12:30~15:00)は株価の動きが緩やかになる傾向が強いのでデイトレーダーはお休みモードの人が多いですね。
ただ、デイトレードが他の投資手法と違う点が唯一あります。
それは「板読み」ですね。
スイングトレードや、中長期投資で板読みしている投資家は聞いた事がありません。
デイトレードに向いている人
株式市場は平日しか開いていないので
土日が休みのサラリーマンは基本的にできませんね。
ただ、各所で瞬間的な売買判断が必須条件なので、年齢的に若いトレーダーの方がデイトレードに向いている人というか有利だと思いますね。
相場職人
あとは、研究熱心な人ですね。
自分の売買譜をすべて記録しておいて
なぜ勝ったのか、負けたのかをチェック!
特に負けた場合は原因を探るなど常に反省し、次につなげていくような気持ちがないと継続的に相場で勝ち続けるのは無理だと思います。
デイトレードはやめとけ!
最後に私はデイトレードで1年ほど頑張ってはみたのですが、最終的に投資資金が枯渇して諦めました。
敗因としては、結局デイトレードでの株価は需給で動くのでなかなかチャートどおりに動くことが少なかったため相場の動きについていけなかったからです。
相場職人
それが「デイトレードはやめとけ!」と思った理由です
だた、株式投資自体は好きだったのでなんとか他の手法で生き残りたいと頑張っていたところ、
ファンダメンタル分析がメインになる中長期投資にシフトしたところ、時間はかかりましたが利益を出せるようになりました。
その最大の理由は、長期投資の場合は
長い目で見ると株価は需給だけではなく企業業績にも収束されていく事がわかったからです。
株価=予想EPS×予想PER
業績が悪い企業の株価はあがりませんし、業績の良い企業の株価は上げ基調です。
それにデイトレードで培ったチャート分析力を加えていったのです。
例えば、業績は良いのに、相場全体の環境が悪く引きずられるように下げている。
そういう銘柄に注目しチャート的にもサポートラインを割っていない・・・
そういう時に買いを入れる。
それも分割売買で慎重に・・・。
そういう事をコツコツ続けていると相場で勝てるようになりました。
株のスイングトレードの手法とやり方は