相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
株 逆張り 手法
株を買うタイミングを大きく分類すると
順張り手法と逆張り手法の2つがあります。
逆張りとは
簡単に言うと株価が大きく下がった時に買いを入れて株価が反発したところで売るという売買手法のひとつで、カウンタートレードと言ったりもします。
私もどちらかというと逆張り手法で仕込むことが好きな株式投資家のひとりです。
しかし、単に株価が下がったから買うといったトレード戦略は期待値でいうと完全にマイナスになるので、そのようなトレードを繰り返していくとほぼ損が膨れていっていずれ退場になるでしょう。
相場職人
それは上昇トレンドとボックス相場の時です!下げトレンドの時に逆張り手法で玉を仕込んでいくと負ける可能性が大幅に高くなります。
また、会社の業績の動向も念入りにチェックします。
また超短期トレードでは業績は無視しても構わないと思ってますが、半年~1年以上の中長期トレードを考えている場合は業績が悪化している銘柄に逆張り手法で買いを入れるには向いていないと思います。
それは仮に株価が反発したとしても業績が悪いために反発が弱いパターンが多いからです。
業績が上向きか、業績が水平というのが最低条件です。
具体的には
私の場合は株を買う時は必ずローソク足が陰線の時に引け値で買うということです。
うっかりして買えなかった時は陰線の翌日に買いを入れている感じです。
具体的にはココくらいまで下げるだろうなとある程度予想して指値を入れて待っている待ち伏せ戦略です。
なぜ陰線で買うのかというと逆張りの場合はトータルで考えると陽線の時に買うよりも陰線の時に買う方が期待値が高いからです。
どれくらい違うのかは別ページで詳しく説明しています。
もちろん、予想した株価まで下がらずに株価が上昇していって眺めているだけという場合も多いです。
優秀なトレーダーからはそんなの機会損失だと言われますが、私は凡人なのでその時は仕方ないとあきらめるスタイルにしています。
どのような相場の時に逆張りが有効なのか?
今までの統計をとってみると会社によっても違いますが、個別銘柄の場合、ボックス相場が約7割、上昇トレンド&下降トレンドなどトレンドが出ている期間が約3割で圧倒的にボックス相場の方が長いです。
よって、購入を検討する時は銘柄の特徴を見る必要がありますね。
逆張り タイミング
ボックス相場の時の買い場
レンジ相場とも言います。
主にトレンドが出ていない時ですね。
週足チャートで支持線(サポートライン)が強そうな場合で、株価が支持線に近づいて来た時に逆張り手法で仕込みます。
ここで日足チャートではなく週足チャートを利用している理由は週足チャートのサポートラインの方が作用している場合が多いからです。
ゆえに週足チャートと日足チャートでの支持線が一致している場合はかなり強力なサポートラインだという風な見方をしています。
また、買いを仕込む時も一括購入はせずに2回~3回に分けて分割売買する場合が多いです。
大底値で買えるわけがないという理屈から分割売買をしています。
分割売買については別ページで詳しくご説明しています。
逆張りの心理
株価が下がっていくのを逆らうように買い向かうので投資家の心理は耐え忍ぶ事がしんどい事が多いです。
サポートラインでは絶対に損切りするというルールを守れないようだと逆張り手法では生き残れません。
逆張り まとめ
- 業績の良い会社
- レンジ相場で買う
- ローソク足が陰線の時に買う
- 分割で買う
そして狙ったとおりサポートライン周辺で株価が上手く反発していけば利食いとなりますが、明らかにサポートラインを割ってきた場合は残念ながら損切りとなります。
ここでサポートラインを割ってきたにも関わらずさらに株価が下げたら買いを入れるトレーダーがいます。
そうなれば、それはもう逆張り手法ではなくて「ナンピン買い」と言われるような手法になります。
ナンピン買いは当たれば大きいのですが、外れてしまうと大きな損失となってダメージがでかいので私はやっていません。
支持線を明らかに割ってきたら粘るのではなく素直に負けを認めて損切りした方が良いと思っています。
レンジ相場での逆張り手法のシュミレーションをしていますので
参考にして下さい。 → 逆張りデータ
株の順張り手法はタイミングが命です!