相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
騰落レシオの見方
騰落レシオとは
騰落レシオとは簡単にいうと株式市場の過熱感を表す指標です。
一般的には25日騰落レシオが良く利用されています。
その他にも5日、15日とありますが、株式市場の参加者が良く見る数字をチェックすべきです。
指標には順張り型のトレンドフォロー型と逆張り型のオシレーター系がありますが、騰落レシオはオシレーター系に分類されます。
平穏時は100
過熱時は120以上(買われ過ぎ感)
悲観時は80以下(売られ過ぎ感)
普通は80~120の間を推移している事が多いのが特徴で、70以下や130以上になることは少ないです。
過去の騰落レシオの最高値と最低値もご紹介しておきます。
騰落レシオ 最低値
騰落レシオが150以上、60台に突入したり60割れする事はめったにありませんが、過去データを調べてみると2008年1月に過去最低値の53を記録しています。
最高値は163を記録しています。
- 2008年1月 53(最低値)
- 2010年12月 163(最高値)
よって騰落レシオが70程度になって底値圏だからと言って安易に買いを入れるとまだまだ下値余地がある場合があるという事を覚えておきたいところです。
まあ、ここまでは一般的な騰落レシオの知識です!
次は、相場職人が実際にどのように騰落レシオを利用してトレードしているのかをご紹介します。
騰落レシオの使い方
騰落レシオ25は相場職人が利用しているサブ的な参考指標のひとつになります。
では私がどのように騰落レシオを活用しているかをご案内しています。
私はカラ売りから入る事はほとんどしませんので、基本的には買いを入れる時のみ騰落レシオをチェックします。
市場全体が冷めていて投資家が悲観している時に買いを入れる検討し始めます。
そういう時はたいてい騰落レシオは80以下になっている時が多いです。
まさに逆張り手法です。
ただ、騰落レシオだけで買いを判断することは一切ありません。
会社の業績の推移をちゃんとチェックしますし、特に株価が下降トレンド継続中の銘柄は絶対に買いません。
更に下げる可能性が高いからですね。
より信頼度の高い週足チャートを確認して支持線(サポートライン)を割っていないことは買いを入れる最低条件です。
つまり、企業経営は順調なのに市場が暴落したせいで、その銘柄の株価も安くなった・・・という場合のみ買いを検討するという感じですね。
また、買いを入れた後の利食い売りに関しては
企業業績とチャートの形のみで売り時を判断するので、騰落レシオはチェックしません。
騰落レシオ どこで見れる
私が騰落レシオをどこで確認しているのかというと以下のサイトで確認させてもらってます。
騰落レシオが見れるサイト → 騰落レシオ
騰落レシオ25だけでなく、騰落レシオ15、騰落レシオ5も掲載されています。
楽天証券でも日々騰落レシオが更新されていますね。
株のチャートパターン一覧!ローソク足パターン