相場職人
氏名:相場職人
株式投資歴25年
運用資金約3,000万円
塩漬け株
塩漬け株
それが「塩漬け株」の量産と安易な「ナンピン買い」と呼ばれる行為です。
私も株初心者の頃に塩漬け株を量産させていました。
相場職人
このように甘い認識でしたね。
塩漬けとは
損失を確定したくないという感情からロスカットせずに、長期間に渡って株を保有し続けた結果、株価はどんどん下がっていって巨大な含み損を抱えた状態に陥ることです。
塩漬け株を量産する投資家は、何の根拠もないのにいつか株価が戻るかも知れないので、損切りはしないんだと考えている人が多い。
塩漬けはどこが駄目なのかというと、資金が凍結されるので他の銘柄で良い株を見つけたとしても買えない、チャンスを逃すと言う意見が多いですね。
たしかにそのとおりなんですが、それよりも資金が凍結されると他の銘柄で売買できない=トレードの経験が積めないのが痛いです。
というのも株式投資はトレードの経験を積んで徐々に上手くなっていくものだと思っているからです。
よく考えると、スキーでも水泳でも柔道でも一部の天才君を除けば初心者の頃から上手い人などいません。
相場職人
その結果、株価はずるずると下げ続けて売るに売れない状態まで追い込まれてしまう。
塩漬け株の対処法
間違った!と思った時はすぐに損切りする事が最大の対処法です。
どうしても損切りできない!躊躇してしまうという人は買い注文したあとに、逆指値注文で損切りの予約をしておくべきです。
これだけで塩漬け株からさよならできます。
まず、株を購入する前に、どこで損切りして、どこで利食いするという
投資計画を全く立てていない人が多いような気がしています。
1回ごとのトレードの損失は限定して、儲かった時はできるだけ粘って利益を伸ばす。
この考えが頭の中で定着しないと株の世界では生き残れません。
しかし、すでに塩漬け株を量産してしまっている!という方への対処法ですが、唯一の対処法にはなりますが中級者以上の限定になります。
貸借銘柄限定の対処法ですが、塩漬け株は保有したまま下げトレンドに合わせて一時的な戻りを空売りで仕掛けることです。
塩漬け株での含み損を空売りでの利益で相殺していくというやり方です。
ただ、この対処法も案外難しく空売りでも損失をくらって含み損が倍増してしまうリスクが考えられます。
難平買いと塩漬け株
もうひとつの手法、ナンピン買いは買った会社の株価が下がった時に平均取得価格を下げるために株を買い増す手法です。
難平買いは失敗すると含み損は一気に増えていきます。
私は、サポートラインに向けての計画的ナンピン買いでエントリーする場合ありますが、株の初心者にはリスクの高い手法です。
慣れないうちはナンピン買いには手を出さないのが無難ではないでしょうか。
株の難平買い(ナンピン買い)のタイミングは?安易な買い増しはダメ!